No.0007 1999/05/01 |
離乳食のことで神経質になっています |
うちの娘は先日8ヶ月になり、離乳食も2回食にしているのですが、水分不足のため、便がコロコロ状態です。ミルクは日に3回、240mlづつ飲むのですが、離乳食の際、また風呂上がりなど、麦茶やほうじ茶、緑茶など与えようとすると、いやがってまったく飲みません。 どうしても、熱が出たときのことを考えてしまい、ポカリスエットで水分補給の練習をしているのですが、この先とても不安です。なんとかポカリは飲んでくれるのですが・・・。 毎日、ポカリスエットを120くらい与えても差し支えないんでしょうか? また、いまのところ、果汁もなんとか飲んでいますがあまり与えていません。 なるべく離乳食で果物(バナナ、りんご、いちごなど・・)はあげるようにしています。離乳食も、なるべくタンパク質、ビタミンなど・・と考えていても、わりと一週間をとおして、食品がかたよってしまいます。 あたりまえのことだろうと思うのですが、子供の食生活が自分1人の手にかかっている・・・と思うと少々神経質になりがちです。 もっとしっかりしないといけないのですが・・・・。お忙しいところ、申し訳ないのですが、何かヒントございましたら、教えてください! |
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毎回赤ちゃんに別メニューで作っているのですね。それはとても大変ですよね。 基本的には、私達が食べているものを柔らかさを調節して、味を薄くしてあげれば好いと思います。 もちろん、3食をきちんと食べていることは言うまでもないことですが。 そして、にんじんやほうれん草などは、したゆでして冷凍しておき、使う時におろし金ですりおろして混ぜてあげればとても楽になります。 冷凍保存できるものは、何でも小分けにしておくと便利ですよ。 例えば、うどんをくたくたに煮てから、ホウレンソウを摩り下ろし煮込めば簡単ですよ。お粥にも応用できますよ。 ただ、たまごやさかな、肉、油類、などは、便の様子を見ながら勧めていけばいいと思います。 下痢していないかを気をつけてください。 大人でもバランスよく食べるのは難しいですよね。 毎回考えて食べさせるのが大変でしたら、週末に今週の不足分は何かを考えて補給するようにしてはいかがでしょうか。 あまりこだわり過ぎず、あるものでいいと思いますよ。 わたしの子供達は、そうやって育てました。 世界中には、内戦や災害などで食べられないで、餓死しそうな子供が、子供人口の75−80%もいます。満腹に食べられるだけ幸せと考えてもいいのではないでしょうか。 薄めたコンスターチ1杯しか1日に配給されない赤ちゃんも多いのです。哀しい事ですが・・・。 それに比べたら日本の子供は本当に恵まれていますよね。食べられることに感謝したいですよね。 内容が脱線してしまいましたが、私が言いたいのは、ママの息が切れるほど真剣に取り組まなくてもいいのではないでしょうか。 本当に助産婦なの?といわれそうですが、これがわたしの考えです。 ところで、水分補給にポカリスエットを120ccですか。これは、あまり好いことではありませんね。 ポカリスエットは、水ではありません。カロリーがあり、電解質も多く含まれています。 体に必要な電解質は、嘔吐や下痢の時は効果がありますが、それ以外は必要ありません。 ナトリウムやカリウムなどは取りすぎないほうがいいのですから、発熱時のみにして下さいね。 麦茶、番茶などを飲まないからということですが、スプーンで与えると飲んでくれる時もありますよ。果汁も薄めてスプーンであげてみて下さい。嫌がる時はいらない時ですので、無理にあげることはありません。 飲むようであればあげて下さいね。 離乳食は、神経を使い疲れる方が多いのですが、私達の食事の中から食べられそうなのもを選んで、少し工夫し、手を加える程度でいいのではないでしょうか? もっとしっかりしなくては・・・。なんて思うこと無いですよ。 子育ては、いい加減くらいが一番いいのですよ。 楽しく気楽にこれからも育児していきませんか。 見えない何物かに”こんなことしていいの?”と言われるのではないかと、不安な気持ちで子育てしている方が多いのですが、自分達の子供です。自分達で責任を持ってやっていればいいと私は思います。 自信を持って子育てして下さいね。 |
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