No.0032 1999/03/09 |
乳ぎれを治して母乳を続けたいのですが |
私は2歳と8ヶ月の子を持つ母親です。 昨年の10月に下の子が始めてかぜをひき、その時医者から処方された抗生剤のせいか、子供の口にがこうそうができ、そのころから乳首と乳輪の境目あたりが切れるようになりました。 痛いのをこらえて母乳を続けていたところ、両方の乳から血がでて、一時は、子供の吐いた母乳に血が混じっていた事もあり、しばらくの間昼間はミルクに、夜中は母乳にしてある程度までなおっていたのですが、暮れに又かぜを、そして年の始めにはインフルエンザと、薬を飲み始めるとまた、悪化してとうとう子供のかぜはよくなっても乳ぎれは、治らなくなってしまいました。 なるべく、母乳を続けたいのですが、なにかいいケアの仕方があつたら教えてください。 |
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毎回、授乳のたびに痛い思いをしているのではないでしょうか。 母乳を拝見していないので適切なアドバイスになるかどうか分かりませんが、乳頭亀裂の原因の多くは赤ちゃんの飲み方が関係している事があります。 乳頭の先の方での浅吸いの場合が考えられます。 亀裂が入らない様にするには次の事に気をつけてみて下さい。 1.乳頭と乳輪部まで深く吸わせる事。 2.赤ちゃんの唇がうちまきにならない様に気をつけましょう。 3.上唇と下唇が朝顔の花びらの様になるようにします。 4.吸われて痛い時はすぐ外してもう一度痛くない様に吸わせましょう。 5.母乳を飲み終わった時は、乳頭を引っ張らず口の横から手を入れて外すようにしましょう。 6.授乳が終わったら乳汁を乳頭と乳輪部にすこしつけてそのままお日様に当てて日光浴をすると早く治り ます。体を冷やさない様に暖かい部屋でしましょうね。 乳頭亀裂は赤ちゃんが飲んでくれる度に直してくれるものなのですが、8ヶ月ともなるとあちこち見ながら飲んだり、急にお乳を引っ張って外したり・・。 授乳中にもじもじしたり、体をのけぞったり、落ち着きないようでしたら母乳の質にも原因があるかもしれません。 とりあえず授乳の時の注意を気にしながら様子を見て下さいね。 |
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